3回目の発達検査

5歳2ケ月頃に1年に一度の発達検査を受けました。
5歳ともなると、「何で発達検査を受けるの?」と息子から聞かれましたが、「毎年受けてるよ」と話すと、すんなり納得してくれました。
昨年からの息子の成長は、言葉の理解や情緒面、言動面、運動面に関しても目を見張るような成長がありました。
”こだわり”へ向き合い方も、息子と3人で話し合ったりして解決することも増えてきました。
息子とコミュニケーションがとれるようになって、お互いの意見も出しながらの生活になってきたので、今までのような一方通行の投げかけではなく、息子の気持ちも配慮しなくてはいけないと思っていた時期でした。
発達検査の内容は、グレーゾーンの息子とっては難しいかなと思うような内容もありましたが、何とか最後まで頑張ってくれました。
皆さんも子どもが5歳ともなれば、小学校への入学が不安になってくることかと思います。
今回は、発達検査の様子や内容についてお伝えしようと思います。
初めての発達検査の内容はコチラ↓

発達検査当日の朝

発達検査の朝、私は子どもの胃腸炎が移ってしまい少し体調を崩していました。
それでも、薬を飲んで検査に行くことを決め、そそくさと準備をしていました。
心の中では、小学校の進学を考えてしまうと不安と焦りでいっぱいですが、マイペースな息子の現在の様子を受け入れ、息子と頑張ろうという思いでした。
それに比べて、マイペースな息子は、朝起きてくるなり「ママ抱っこ、トイレもママとじゃないと嫌だ!」、そして、いつもの”こだわり”から始まる朝でした。
息子は、甘えて朝ご飯を自分で食べないので食べさせていました。
発達検査は、朝イチの時間だったので、時間との格闘で息子が私に甘えると下の娘もいつも以上に自我が強めになって、それを聞き入れながらのバタバタ状態でした(苦笑)。
そんなこんなで気持ちに余裕がなくなった私は、いつの間にかイライラモードにギアチェンジ、息子からは「ママ、嫌い!おばあちゃんが良い-!!」と叫びます。
そして、私も息子が検査をちゃんと受けれなかったらどうしよう…と思い始めてきて、母を電話で呼び出してしまう始末で、親子共々甘えてしまいました。
発達検査の様子

母が自宅に駆けつけてくれて、何とか発達検査の開始時間に間に合い検査を受けることができました。
検査を受ける部屋には、心理士の先生と息子、私、母が入り検査の様子を見守ることにしました。息子は、少し興奮気味ではありましたが、心理士から課題が出されると息子なりに考えて取り組んでいました。
息子は、心理士と対面で椅子に座って検査を受けていましたが、心理士の手先を気にしたり、私や母にちょっかいを出して、集中して心理士の指示を聞けていない場面もありました。
そんな息子でしたが、課題が出来ると「ママ、おばあちゃん出来たよ~!」と言ったり、難しい課題には「分からないな…、これで良いのかな…」など独り言をいいながら頑張っていました。
主な検査内容
①積み木
②声掛けへの反応。
③ジャンケン
④カード
⑤コップと積み木
⑥鉛筆で描く
⑦お絵描き
⑧会話
⑨数
➉折り紙
⑪質問
⑫片足飛び
さいごに

発達検査時の息子の様子は、課題に真剣に向き合っていたものの、分からない時は”心理士の先生に分からない、教えて。”と言って助けを求めていました。息子が、言葉の療育で先生から学んだことを実際に使うことができていて、課題ができたことよりも嬉しく感じました。
また、私が息子には、この課題は難しいかなという課題はできていて、反対にできそうかなという課題はできなかったので、検査は、その時の子どものコンディションが関わっているのかなと感じました。
検査後に、心理士からいつもと違うところや、できるはずなのにできなかったことがあったか聞かれました。やはり、子どもも緊張していたり不安に感じたりするので考慮してくれるようです。
発達検査を通じて、息子が一生懸命に課題に取り組む姿勢を見て、私もパワーをもらったような気分になりました。また、昨年の検査の様子と比較すると息子の成長を実感する一方で、私自身は息子の成長に合わせた接し方になっているのか…と改めて見直す機会になりました。
検査結果については、後日報告したいと思います。
