息子のデイサービスのPTAの誘い

今回は、先月でひと段落したデイサービスのPTAについてお話したいと思います。
息子が年中になった時に、デイサービスの先生から、突然、連絡がありました。PTAの会長をやりませんか?という内容でした。「えっ?」なぜ私なんだ?誰もやる人がいないんだ…と察しました。母子通園していると、色々なママと話をする機会があるので、なんとなく他のママに断られたんだ…と思いました。
ちなみに、デイサービスのPTAの活動内容は、コロナ禍とあって活動が難しいものもありますが、会費の徴収・管理、父母が送迎車を利用した時の利用料の徴収、卒園文集の作成、忘年会、感謝会、卒園・入園の挨拶などがあると聞きました。
私は、デイサービスの先生はじめ沢山のスタッフに普段から息子や私がお世話になっているので、力になりたい気持ちはありますと伝えたうえで、人前での話が苦手な旨を伝え、皆の前で話をするのは避けたいことを話しました。
先生は、「そんなの良いよ!完璧な人間なんていないし、そのままの〇〇さんで良いよ」と言ってくれました。ありがたいと思いながらも、会長の話は断りました。
そして、主人と考えた結果、成長を続けている息子を見習おう!そして自分の経験のために副会長として一年間頑張ることにしました。
週一で父母会の打合せがあるので、園庭で遊んでいる息子や娘の様子も見れますし、子ども達も私が施設内で活動していることを知ることで、何かを感じ取ってくれれば良いなと思いました。
なんだかんだで大変なことも多く、何で引き受けたんだろうと後悔したこともありましたが、それでも、終わってみると達成感も多く、新しい人間関係も出来たので、今となって思えば引き受けて良かったと思っています。
今回は、そんなPTA活動のお話をしたいと思います。
父母会の活動が始まると…

いざ、父母会の事業が動きだすと、初回の全体会議で子どもが入院し欠席したり、その後も子どもの風邪やコロナなどで参加できないことが多々あり、また、自分の体調も悪くなることが多く参加するのが大変な時期もありました。
子育てする以上、お互い様だから気にしないでと声を掛けてもらいながらも、参加できる範囲で週一の打合せや各メンバーで構成される活動に参加しました。
私がメインとなる業務は卒園文集の作成でした。卒園文集は、卒園児やご家族の記念に残る物なので心地良い緊張感を味わいながら、卒園児の父母に向けた案内から卒園式の配布まで約半年間の作業を行っていました。
毎週、PTAの打合せを行っていたので、卒園文集の作業報告もしやすかったですし、行き詰った時は相談にも乗ってくれて、沢山の人に協力をしてもらいながら、ようやく完成した時は、心から安堵しましたね(笑)。
メンバーとは、徐々に時間とともに打ち解け合うことができましたし、同じ境遇のママ達と作業をする中で、子どもの話をしたり、何気ない会話が気分転換に繋がりました。
さいごに

今回、PTAの経験を通して感じたことは、意外と子ども達はママや大人の様子を見ていること、そして応援してくれることが分かりました。PTAに行く時は、「ママ、今日はPTAあるの?頑張ってね!ちゃんとお仕事するんだよ。」と声を掛けてくれました。
体調を崩して業務に遅れが出ることを気にして、見えないプレッシャーを感じたりもしましたが、息子や娘からの応援は心強かったですので前向きに頑張れました。
息子は、自分の”こだわり”しか頭にないわけではなく、ちゃんと私たちや大人の様子を見ていると実感したので、親として子どものお手本になるような言動をしないといけないと改めて感じました(苦笑)。
一年間のPTA活動は、コロナ禍で作業が遅れたり、今まで通りの行事の開催が難しく悩んだり、工夫をしながら活動を行うことが多くあり、ママ同士で意見を交わし、協力することで絆が深まりPTAの活動以外でも連絡を取り合える仲になりました。ランチ会も予定しています(笑)