この”こだわり”はいつまで続くの?
子どもの「”こだわり”って、いつまで続くのだろう」と疑問に思ったことはありませんか?
”こだわり”の期間は、子どもがその”こだわり”に対して、どの程度のめり込んでいるかで違います。
私たち親は、気長にその時を待つしかありませんが、すぐに次のこだわりが待っているのも事実です(笑)。
では、”こだわり”のブームが過ぎ去るとどうなるのか?というと、本人は、何事もなかったかのように関心を示しません(笑)。
面白いですよね。あんなに好きだったのに、寝る時もいつも近くに置いてあったのに…。
不思議なものです。
あの時は、一体なんだったのかなと首を傾げてしまいます。
そう考えると、”こだわり”の内容について、深く考えなくてもよいかなと思ってしまいます。
最近の“こだわり”は、コチラ
ブームが終わった”こだわり”は…
過ぎ去った”こだわり”は、息子に全く役立っていないのかいうと、そんなことはありません。
例えば、散々書くことを強要されて苦しめられた文字については、
- ひらがなは大体読めます。
- カタカナは読める文字もあります。
- 漢字も関心のある文字は読みます。
- 数字も読めます。
”こだわり”によって、偏りはありますが、成長に役立っている部分もあります。
例えば、以前、息子の体調不良で救急車に乗ったことがあります。
そのタイミングで、息子は病院の外来診療科の名称を読めるようになりました。
そして、大学病院に通っているせいか、難しい漢字も読めるようになりました。
ただ、その外来診療科の診療内容にについて簡単に説明しても、関心がないのか、息子はすぐに話題を変えてくるので、文字そのものが気に入っているようです。
好きなものは、好きなようです。大人が強引にモノゴトに向き合わせるというよりは、子ども自身に関心事は任せましょう。どうしても関心を持って欲しいモノやコトはタイミングをとりましょう!
こだわりには共通点がない
この”こだわり”は、共通点がないところが面白いです。
”こだわり”が始まった2歳の頃から現在までの息子の”こだわり”の内容を並べると、特定の「歌」「絵本」「文字」「ピタゴラスイッチ」「インフラ設備」「特殊車両」「ゾウ🐘」といった感じです。
全っ然、共通点がありません(笑)。
そう考えると、子どもは色々なモノやコトにアンテナを張っているのが分かりますよね。
”今でも好きなもの”は、時々遊ぼうと誘ってきます。
例えば、「ドラえもんスイッチ」も、「ピタゴラスイッチ」とボールを転がすという点で似ているので、たまに遊んでいます。
また、手作りの「ピタゴラスイッチ」の装置を作って欲しいと言ってくる時があるので、小さい頃に使用していたおもちゃの滑り台を引っ張り出して、段ボールでコースを作ったり、積み木でドミノ、プラレールのレールなど使えるものは何でも出して、不器用なりに作っています。
コースが納得いかないと、息子はやっぱり泣いてしまいますが、そこはパパと協力して何とかやっています。
子どもの”こだわり”に深く考え込まずに、次の”こだわり”は何かな?ぐらいの感覚で見守りましょう。
さいごに
”こだわり”によって、子どもが成長する側面は沢山あります。
息子は好きな絵本を1人で読もうと頑張りますし、文字に関しては、まだまだ文字の形になっていませんが、自分で何かを書くことは好きです。
私たちが描いた絵に対して、熱中して絵を追加したり色を塗るようになりました(笑)。
ただ、気を付けたい点は、”こだわり”に没頭し過ぎると周りが見えなくなりやすいことです。少しずつ自分でセーブできるようになれば、良いのかなと考えています。
その時に、親が子どもと一緒に”こだわり”に参加したり、関心を示すことは、とても大事なことだと考えています。
また、子どもが”こだわり”で遊んでいる時など、子どもから「手伝って欲しい」、「見て欲しい」と自分から声を掛けれることは、今後の生活の上でとても重要になります。
積極的に子どもの”こだわり”に関心を示しましょう。そして、日ごろからコミュニケーションを積極的にとることを意識しましょう!
”こだわり”に関しては、私たちもまだまだ考えることが多いです。
これから先は、どうなっていくのか、遠い未来や近い将来のことを話すこともあります。