就学にむけて教育相談
息子の就学に向けて、インクルーシブ教育に力を入れている小学校の区域への引越後、学校からの案内で教育相談や学校見学に参加しています。
初回は、主人と2人で学校で行われた教育相談に参加、2回目は私一人で教育相談に参加、3回目は息子とデイサービスの先生と私の3人で教育相談と学校見学に行きました。
自分が就学の際は、こんなに親が学校で教育相談を受けていなかった気がするので、正直、発達障がい児の受け入れに対して、学校も慎重なのかなぁと思いながら教育相談を重ねています。
先生側の意見と私の意見が合わないことも多く、すでに3回、学校との話し合いをしています。今回は、そんな学校とのやりとりについて話をしていきますので、少しでも進学に悩んでいる皆さんの参考になればと思います。
子どもって、親からすると、日々の成長が少しでも見られたり感じたりすると期待してしまったり、逆に心配事が見つかると不安になったりの連続なので、もう何が正しい選択なのか分からなくなってしまいます。
学校側も、そんな私の気持ちを理解してくれているようで、支援級か普通級のいずれに進学にするのが本人にとって良いのか、今後も一緒に考えてくれるようです。
1回目の教育相談
初めての教育相談は8月頃でした。その時は、主人が会社を早退して、私と一緒に学校見学と教育相談を受けました。息子の様子や事前に行われた行政の教育相談の話、就学する上でどんなことに不安があるか、進学は普通級か支援級のどちらで考えているのかなどを話しました。
普通級と支援級のそれぞれで行われている授業の様子を見せてもらったので、正直、その時の私たちの考え方としては、子ども達が少人数で、一人一人の学力に合わせた授業を進めている様子の支援級へと、心が揺れていました。
ただ、息子に学校見学の話をすると、”今、通っているお友達と一緒のクラスが良い!”と言います。そこで、デイサービスの先生に相談したところ、クラスメートの他の家族も同じことで悩んでいるとのことでした。
デイサービスの先生からは、”普通級へチャレンジしても良いのでは?”という話を受けました。確かに情緒が安定するのであれば、今の息子なら普通級でも良いのではと頭をよぎりました。そのため、息子の情緒が安定するまでは、残念ながら不登校になってしまっても、今通っている施設のフリースクールに通いながら、様子を見ていっても良いのかな…と思うようになりました。
2回目の教育相談
2回の教育相談は、9月下旬でした。その時は、私が一人で教育相談を受けました。この教育相談で学校の先生から言われたことは、端的に言うと「発達障がいがあるんだから、支援級の方が良いんじゃないですか?普通級に所属したことで二次障害になったらどうしますか?悲しくないですか?悲しい結果にしないように支援級にしましょう!お母さん!」という内容でした。
先生からの一方的な話が続いて、正直、私の心の中では普通級に心が傾いていただけに、ネガティブな事ばかり並べてくる学校の先生に対して苛立ちを感じていました。
私は、せっかくインクルーシブ教育に力を入れようとする学校に通学しようと引越しまでしたのに、これまで聞いていた内容と、この時に示された学校側の考え方や教育姿勢との落差に大きなショックを受け、またデイサービスの先生に相談をすることにしました。
その時、電話越しで相談したデイサービスの先生も同じような経験があったのか、すごく共感してくれて、救われた気持ちになりました。
その先生は、息子のクラスの先生ではありませんでしたが、息子のことを良く知っているようで、”息子は、ちゃんと素直で優しい個性のある男の子に成長しているよ!学校に息子の個性を潰されるのは勿体ないから、焦らずに息子の様子を見ながら判断していこう”というアドバイスをもらいました。
そして、3回目の教育相談の時は、先生と一緒に学校に行って話し合おうと言ってくれたのでホッとしました。
3回目の教育相談
3回目の教育相談は、私と息子、デイサービスの先生で受けました。
息子にとっては、初めての学校見学になりますが、デイサービスのクラスメイトと一緒に参加したことで不安が少し解消してされていたのかもしれません。
その代わり、学校の様子を息子なりに知りたい気持ちが強くて、キョロキョロしたり、児童や先生の机を触ったり、授業中にデイサービスの卒業生に話し掛けたりと、親からしたら落ち着きがなく、目に余る行動をしていました。
私としては、こんなに悩んでいるのに、先生の前でそんなやりたい放題だったら、なおさら支援級がおすすめです!って言われるに決まっているからヒヤヒヤしていました。
学校で息子を注意しても聞かないので、とうとう怒るという手段に出てしまいました。
すると、デイサービスの先生から「大丈夫!任せて!少し緊張しているのと、不安感があるからだよ。」って教えてくれました。その後は、そうなのかな~と思いながら学校見学に集中することができました。
授業の見学の後、教育相談がありました。デイサービスの先生、息子、私に対して先生2人で行われました。2回目の教育相談のような雰囲気ではなく、教育コーディネーターの先生の柔らかい物言いに安心して、デイサービスの先生と息子への就学に対しての考えを話すことができました。
それに対して、学校側も理解を示し、来年2月の学校体験を通して、話を詰めていくことになりました。その話し合いの間、息子はホワイトボードにお絵描きをしたり、廊下では声が通るのが面白く思って、大声で得意のお経(浄土真宗と曹洞宗)を唱えているのでした…。
注意しても聞かないので、いつ終わるのかと、トホホな気分を味わうのでした。
さいごに
この3回の教育相談の後に、就学児健診がありました。
その時も、デイサービスの先生やお友達も一緒で2回目の学校訪問だったこともあり、割と落ち着いたので安心しました。
健診時も先生の指示どおり行動できていたので、「あれーっ」って拍子抜けした感じでしたが、息子が少し雰囲気に慣れたのかもしれません。
デイサービスの先生やお友達と、健診のタイミングで離れることはありましたが、一緒に学校に来ているという安心感があったからだと思います。
そんなこんなで教育相談をしましたが、実際、私の幼少期の時のことを思い返すと自信がなく、不安でいっぱいだった気持ちの弱い子どもだったように思います。
それに比べて、息子は、デイサービスの先生の支えのもと、のびのびと成長できて羨ましいなと思う時があります。それを考えれば、この先どうなるか分かりませんが、息子の成長が楽しみに思えてくる私なのでした。
まだまだ、普通級と支援級で悩む日々が続きますが、息子の成長に繋がる判断をしていきたいので、引き続きデイサービスの先生にも相談しながら、考えていきたいと思います。
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