療育との出会い
2歳近くなると、私も息子との生活がだんだん苦しくなってきました。
1歳6ヶ月検診で発達相談をしましたが経過観察で終わってしまい、このまま何もしないので良いのかと悶々としていたので、もう一度行政に相談することにしました。
すると、ようやく専門的に息子を診てくれることになりました。
息子には何か特別なものがありそうだと診断された結果、行政側から発達検査をしてみて下さいとの連絡があり、紹介していただいたクリニックに受診することになりました。
0歳の時の様子はコチラ↓

療育の支援教室に参加

私は、行政からの紹介状を持って、初めてクリニックを受診しました。初めての受診にドキドキしていましたが、先生は私の困り感や不安感を理解してくれて、すぐに”療育の支援教室に通って下さい”と言ってくれました。
そして、私たちは発達検査の予約をして、子どもの療育の支援教室に週1回のペースで通うことになりました。
ちなみに、私が行ったクリニックの発達検査はすごく混んでいたので、検査を受けるまで3ケ月待ちでした。
それ程、困っている親がいるのだなぁと驚きました。子どもの成長に戸惑いがあったら、まずは行動です。行政側の専門家に相談するなど、早めの動き出しが肝心だと感じたところです。
さて、この支援教室に通うと、色々な子ども達がいて、自分だけが悩んでいたんじゃないんだと安心したのを覚えています。
先生達は、子どもが泣いても、癇癪を起しても慣れた様子で子ども達と向き合います。そして、クリニックの先生がその様子を見て、一人ひとりの子どもの特徴や障がいを観察しています。
支援教室の後の受診時には、気になる行動について説明してくれたり、子どもと関わる時の注意点を教えてくれたので、とても説得力があり、参加して良かった、ようやく求めていた方に出会えたと感じた瞬間でした。
専門の先生の意見や注意点などは、素直に聞きましょう。ママが先生の助言に素直になることで、子どもの発達を促すことに繋がります。
お試しデイサービス

クリニックの先生からの紹介で、早いうちに療育を受けた方が良いとのアドバイスを受け、デイサービスに通うことになりました。
デイサービスに通うにあたり、そのデイサービスが息子にとって合うか合わないか分からないので、週1回のお試しデイサービスに私と息子で行ってみることにしました。
お試しデイサービスでは、実際にデイサービスで行う設定遊びや手遊びなどを行います。私は、初めて参加した時の先生方の熱意と困っているママが自分だけではないことに、涙が出そうになったのを覚えています。自分の子どもだけではなく、他にも自分と同じ境遇で、子育てに悩んでいるママがいることに、私自身、ホッとしたのかもしれません。
初めてお試しデイサービスを受けた時には、息子は泣いて、ずっと抱っこしたままの参加になりましたが、私の中でここのデイサービスの先生なら息子を預けられる、一緒に療育を頑張っていけそうな気がしたので、入園まで通うことにしました。
先生の熱心さや技術、療育への考え方が、親たちの心を動かします。
さいごに

子ども達が、療育を受けていて感じることがあります。
それは、療育は、発達障がいを持っている子どもだけのものではないということです。療育では、「一人で遊んでいることが多い」「言葉が遅い」「目線が合わないことがある」など、ママが気になることがあれば受けてみるチャンスがあると思います。
そうすることで、早めに子どもの持つ個性に気づくことも出来ますし、定型発達を促すこともあると思います。定型発達の子どもでも、たくさんの大人にありのままの姿を受け入れられたり、認めてもらうことは、子どもの財産になり、将来の糧になるにと思います。
なので気軽に、子どものことで気になることがあれば相談して良いと思います。普段、ママが感じる何気ない気づきこそが、子どもの将来を明るく照らすことに繋がるように思います。
療育を受けることは恥じることではありません!子どもの将来のための投資だと思って踏み出して下さい。
娘も、なぜか車に乗ると目線を合わせてくれない、反応がない時期がありましたが、療育を受ける中で自然となくなりました。もしかしたら、療育を受けなくても無くなっていたかもしれませんが、一緒に子育てを考えてくれる専門の先生がいることで安心感があり、子育てに少し自信を持てるようになりました。
