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子どもにとっての療育って

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最近感じていること

息子は、日々成長しています。もしかすると、「成長」というよりは『進化』という言葉がふさわしいような気がします。

大好きな「ぞうさん🐘」へのこだわり

息子の強いこだわりが、どんどんレベルアップしています。「成長」であれば、息子のこだわりを親が理解できるようになると思うのですが、最近の息子の『進化』は、「亡くなるぞうさん🐘」をリアルに描くかということにつきます。

まだ、自分で描いてくれれば良いのですが、自分で書かずに親に「ぞうさん🐘」を書いてと求めてきます。これが毎晩寝る前の儀式として続いています。

そのうえ、書いた「ぞうさん🐘」の大きさや絵の雰囲気が思い通りでなければ、

こだわりポイント①

もっと中くらいに書いて‼‼

と揉めることも少なくありません。息子が気にくわない場合は、泣きながら「ぞうさん🐘」をクレヨンで真っ黒く、ぐちゃぐちゃ塗り潰し、挙句の果てには紙を破り捨てる始末で、癇癪寸前まで至ります。

毎晩、『ぞうさん🐘』

主人も辛抱強く付き合っていますが、さすがに息子の要求が厳しい時は、私とバトンタッチをします。

まずは、「ぞうさん🐘」の大きさについてですが、息子の言う「中くらい」だけでは分かりにくいので、鉛筆で丸を書いたり手で大きさを表現して欲しいと言いますが、満足できない息子が興奮状態になっているため、説明を求めても理解できないようで、丸を書くのが難しいようです。

そうなると、私もある程度「ぞうさん🐘」を描いてから、寝る前の絵本を読もうと提案したり、それでもダメなら手に負えないので、結局、泣かせてしまったりしてしまいます。

これには、すごく嫌悪感を感じてしまいます。今の息子にとって必要な療育って何かと思うぐらいです。

せめて、元気な「ぞうさん🐘」を

息子のこだわりポイントは、まだあります。

息子は、ただの「ぞうさん🐘」ではダメで、動物園の「ぞうさん🐘」を取材したYoutubeで毎日見る

こだわりポイント②

『ぞうさん🐘』の治療風景を書いて‼‼

こだわりポイント③

『ぞうさん🐘』の遺影とお供え物を書いて‼‼

などと頼んでくることです。

息子への療育と考えるなら、元気な「ぞうさん🐘」を描くべきではないか、または図鑑でゾウの特徴を調べてみたりするのはどうかと考えて、促しているのですが興味を引くのが難しいです。

一方で、この儀式の良い面としては、息子のクレヨンでの色塗りが上手になったことです。今では、なるべく、絵からはみ出さないように色々な色を使ってキレイに塗れるようになりました。

独特な色づかいではありますが、鮮やかに塗り上げてくれます。満足のいく作品が出来上がると、部屋の壁に貼って、いつでも見られるようにしておきます。

親の願い

こういったこだわりへの対処方法を、療育先の園の先生にも相談していますが、先生たちも忙しく、なかなか返答が来ないこともあり、私もイライラしてくる時もあります。

私たちは、園で行っている療育を家でも実践しようと、少し甘えさせながら息子に行っていきたいと考えていますが、上手くいってないのかなと戸惑うことも多々あります。

グレーゾーンの発達障がいと診断されている息子が、「普通学級に入れるまで成長してくれれば」というのが親の願いですが、成長がゆっくりなので不安にもなります。

その不安で焦っていることが、息子に向いてしまい、負の連鎖になっているのではないかと思うぐらいです。

まとめ

子ども一人ひとりに合わせた支援が必要なので、1つの決まった答えがないのは分かっていますが、私が息子の『進化』についていけていないと感じて自己嫌悪に陥ることもあります。このまま、「亡くなるぞうさん🐘」を描き続けていいのかと、毎日悩んでいます。

私が怒鳴ってしまったとき、私の顔を見ながら描いて欲しい絵を変えてくる時もあります。その時、私は息子が私の様子を感じ取ってくれたと思って助かるのですが、息子に過剰に我慢させてしまったのではないか、息子の本来の気持ちを大事にできていないのではないかと心配にもなります。

過去にも、違うものへの強いこだわりがありましたが、いつの間にかこだわりが消えていきました。今回も、この「亡くなるぞうさん🐘」へのこだわりが、いずれ変わっていくのは分かっています。

それでも、次は何にこだわりが向くのかという不安と、こだわりを通じて学びがあるという期待が入り交じりながら、毎日を過ごしています。

とはいえ、息子の成長を見守っていきたいと思います。

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4歳の息子と2歳の娘を育てるママです。私たちの経験が後輩ママの参考になればと思い立ち、ブログを投稿中です。 詳しい自己紹介は、コチラをご覧ください ↓