給食で自信をつけた5歳の息子
5歳の息子は超がつくほど偏食の持ち主です。何度も偏食が原因で栄養が偏ってしまい入退院を繰り返しています。
そんな息子が最近では、デイサービスの給食で息子の努力と先生たちの支えによって、少しずつ食べられる物が増えてきました!
今では、毎日、行く前に給食の献立を確認するほどになりました。完食する日があるということも先生から教えてもらいました。自宅に帰るなり、「ママ、僕〇〇を食べたよ!」と教えてくれます。
息子は、給食を頑張って食べていると、みんなが注目してくれることと、先生方が喜んで褒めてくれることが嬉しいようです。
ただ、味自体はそこまで好きではないようで、息子が言うには、「なんとか、食べられる」という感じです。それでも、偏食がひどく、給食に全く手を着けなかった息子の成長した姿を知り、親としては満足です☆
お友達と楽しく食事ができるようになり、食べられる物も増えて親としては安心しています。そして、息子は、少しずつ食事に自信がついてきたのか、「自宅でも食べられるかもしれない!」とポジティブな気持ちを持つようになり、苦手な酸味のある果物や生クリーム、手作りカレーなどを少しずつ食べてくれるようになりました。
私たちも、息子が少しでも食べ物に挑戦すると、オーバーリアクションで褒めたり、喜んでいる様子を息子に伝えています(笑)。
私たちとしては、すごく大きな成長と実感しています。
初めて外食を食べてくれました
息子の偏食が強烈な時は、外食なんてとんでもない!っていう感じでした。
もちろん、家族で遠出をして出掛けたい気持ちもありましたが、息子のことを考えると、近場に遊びに行くことが多かったです。
それでも、最近の様子を見ていると、私たちの中で「息子はできる!」と思えるようになったので、思い切って高速道路を使って遠出して遊びに行くことにしました。
一応、もしものことを考えて、息子の食べられる物も持参しましたが、本人には話さず自宅を出発しました。行きの車中は、子どもが歌ったり、大好きな鉄塔を見ながらルンルンの様子でした。
そして、昼食の時間です。たくさん体を動かして遊んだので、とてもお腹を空かせている様子でした。息子に味噌ラーメン食べてみる?と聞くと「うん」と言ったので、お店でどんな味噌ラーメンが出てくるのか、息子の口に合うのかと少しヒヤヒヤしていましたが、息子にラーメンをよそうと、匂いを嗅いでからゆっくりと食べ始めてくれました!
私たちは、ホッとしました。家で食べるいつものラーメンとは違う味でしたが、よそった分は残さずに食べていました。その後も、納豆巻きにも果敢に挑戦していましたので、私たちは嬉しくて、息子をいつも以上にたくさん褒めました。
息子は、食事に苦手意識がありつつも、先生方に促されながら給食にチャレンジするようになったことで、少しずつ食事に自信がついてきていることが分かりましたし、そして何より、私たちの自信にもなりました!子どもに自信を付けることの重要さが身に沁みた一日になりました。その後も、少しずつ遠出をしていますが、息子は味噌か醤油ラーメンなら、食べられることも分かりました。
さいごに
食事は、楽しんで食べることが大切だと思っています。息子が自宅で普段食べない食事に挑戦する時、独特な食べ方をします。
例えば、鶏の唐揚げは、中身の鶏肉だけ食べます。まわりの衣の味や食感は、あまり得意ではない様子です。見た目は良くみえませんが、私としては鶏肉を食べてくれるのでOKとしています。
また、酸味のあるいちごの場合は、生クリームを付けて酸味を和らげて食べてみたりと、少しずつ自分の味覚の傾向を理解してきているように感じています。
デイサービスの先生が息子に食べ物を薦める時に、どうしたら食べられるようになるのか、見た目や食感、味など色々と息子に試してくれたから、息子もその様子を見て真似て挑戦しているように思えました。
すごく重要に感じているのが、デイサービスの先生方の声掛けが上手で、息子を食べる気にさせていることです!このポジティブな声掛けを家でも真似したいと思っていますが、意識しないとできないし、言葉が出てこないのが現状です。
子どもが成長している以上、諦めたらダメ!ポジティブな考え持つコトを息子や娘を通して学んでいる日々で、少しずつではありますが親になるための階段を上っている感じです。
↓疲れた時は、ホッと一息つきましょう。おススメです。