4キロの道のりを歩き切る
今年も息子と遠足に参加しました。今回の遠足は、年長のこともあり歩く距離も長く少し不安を感じていたので、私は一か月前から筋力トレーニングをして臨みました(笑)。筋力トレーニングと言っても、毎日一時間のヨガで体幹を鍛えつつ、心地よい汗をかく程度でした。そのおかげなのか、肩こりや腰痛が多少マシになったように思いました。
遠足は、息子が通うデイサービスから目的地の公園まで約4キロを歩き、お弁当を食べて、少し遊んでからデイサービスまで歩いて帰るという内容です。当日は、曇り空でしたが、私も息子も体調も良かったので、ウキウキしていた息子はお友達と手をつないで、ニコニコしながら公園までの道のりを最後まで歩きました!
昨年と比べると、歩いた距離も長く、息子の体力と精神面の成長に驚きました。公園に着いたら先生方から「よく頑張ったね!!」と声を掛けられて嬉しそうな息子でした。
遠足時のお弁当
そして、お弁当の時間になりました。今回、息子のお弁当には、絶対に食べる納豆ご飯は持って行きませんでした。それは、少しずつ給食で食べられる種類が増えたこと、自宅でも気分によっては新しい物にチャレンジするようになったからです。
そんな事情もあり、お弁当の中身は、おにぎり(鮭とわかめ)、鶏のから揚げ、ウィンナー、ナポリタン、卵焼き、枝豆などを用意しました。でも、やっぱり心配だったので、こっそり息子が大好きなお菓子を持っていきました。結果として、息子は、”わかめのおにぎり”と”鶏の唐揚げ”だけ食べてくれました!!
まさか、”わかめおにぎり”を一個も食べてくれると思わなかったので、私はすごく嬉しかったのと同時に、今までの遠足のお弁当の思い出がよみがえってきました。必ず、普通のお弁当の他に、納豆とご飯を持って行き、ご飯は温めないと食べてくれなかったのですが、今ではそんなことも言わなくなりました。そして、「ママ、美味しい!」と言ってくれるまでに成長しました。本当に、息子の成長には驚かさせます!(改めて、息子と私たち家族を見守ってくれているデイサービスの先生に感謝です。)
公園からの帰り道は、少し風が強く肌寒かったせいか、全く歩くことはありませんでしたが、私も想定内だったので、息子を抱っこやおんぶで4キロの道のりを息子と楽しくおしゃべりしながら歩くことができました。今回の遠足は、息子の良い表情が多く満足のできる遠足になったと思っています。
就学に向けて焦りを感じる日々…
遠足から息子の成長に触れて、少し自信が付いてきた私は、息子の就学のことで頭がいっぱいになる毎日を送っています。少しずつだけど確実に成長している息子の姿を見て、普通級の就学も考えるようになりました。
まずは、息子と主人と私で学区内の小学校の見学、そして行政の教育相談などを受けることにしました。他にも、自宅では”鉛筆で名前を書く練習”や”こどもちゃれんじ”の教材を使って”ひらがなの練習”や、簡単な”算数”などを行うようになりました。
そんな日が続いていたある日、息子がいきなり作業療法の時間に大泣きし、デイサービスにも行きたくないと泣きながら訴える日がありました。私は、息子の様子に自宅に連れて帰ろうとした時に、仲間やママ先生に止められました。結局、息子は先生に預け、私はママ先生に話を聞いてもらうことになりました。就学に向けて、色々と準備したり、考えたりすることが多いコトや、息子に対しても”こどもちゃれんじ”のワークをさせたりしている話をしました。
その時に、ママ先生から「自分の子どもに対してもそうだったから分かるよ。でも、本人の気持ちが大事だし焦ったら遠回りになるからおすすめしない。今の時期は、子どもを褒めて自信を持たせることだよ。そうすると、自然にできることが増えてきて習慣にもなるし、お互いに良い関係になるから、褒める練習をしましょう。」と話がありました。
実際、息子を褒めていないわけではありませんでしたが、親に認められながら、のびのびと育つ方が良いに決まっていますし、褒める回数を増やして、なるべく私からチャレンジワークの話はしないように決めました。
さいごに
ママ先生からの助言を受け、まずは、ママ先生の言うように”褒める”を優先し、あわせて、”こどもちゃれんじ”のチャレンジワークについても、私からは声掛けをせず、本人がしたいと言うまで意識させないようにしました。他にも、なるべく息子の甘えを受け入れるようにしています。
例えば、食事中にYouTubeを見たいと言うので、視聴する時間を短くしたり、私からは「なるべくタブレットを見ないで皆で会話を楽しみながら食べたい。」と言うと、息子は「ママに、ご飯を食べさせてもらいたい。」と言うので、できる限り隣に座って食べさせています。私の譲れない部分も通しつつ、息子の気持ちを聞き入れるようにしています。
そんな日々を過ごしていると、息子の様子が少し変わってきているように感じています。
なんと、息子から「チャレンジワークをやりたい!」と言ってくるようになりました。その時は、息子のペースに合わせてチャレンジワークをするようにしています。決して、私の気持ちを押し付けることのないように気を付けています!←主人に見張ってもらっています(笑)。
このように、息子の就学がゴールではないのに、ペースを大事にしなければいけない息子だと分かっていながら、自分の心配と不安でついつい先走ってしまって、先生から助言を受けて我に返るような状況です。
子育ての悩みが解消するのは、まだまだ先になりそうですが、最近買った美味しいコーヒーが飲める波佐見焼のドリッパー(COFIL)を使って、リラックスしながら、焦らず頑張ります!
ちなみに、このドリッパーは非常におススメです。ちょっとお高いですが、普段飲んでいるコーヒーの雑味が減ってまろやかな味になると感じています。