偏食 PR

発達障がい児の息子と初めての家族旅行~事前準備が大事です~

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

1歳前半の息子と初めての旅行

発達障害を持つ子どもと家を出るだけでも大変なので、まして旅行なんて行けないと不安に思っている方も少なくないと思います。

私たちも、そんな不安を抱えての旅行でしたが、いざ、行ってみると周りの皆さんに助けてもらいながらも、無事に過ごすことができ、子どもの新たな側面を見ることができるので、事前準備を行ったうえで、思い切って行ってみることをオススメします。

さて、そんなことで、今回は、まだ息子が”発達障がい”と診断されていない時に行った一泊二日の家族旅行のお話をしたいと思います。

家族旅行の目的は、弟夫婦と一緒に私の両親の還暦のお祝いをすることでした。

でも、私には、久しぶりの家族旅行が楽しみな反面、心配だったことがありました。

それは、当時、一歳半だった息子が、昼も夜もよく泣いて手が掛かっていたので、隣の部屋の方をはじめ、周りのお客さんに迷惑にならないか不安でした。

それでも、私たち夫婦に加えて両親や弟夫婦と行く家族旅行なので、困ったことがあっても、母や父などが手助けしてくれることもあり、心強いと考えて、息子を連れて行くことを決めました。

案の定、息子には手が掛かり大変な場面もありましたが、家族に協力してもらうことで乗り切れたと思うこともありました。

旅行という非日常での空間を楽しめたので、私にとってはリフレッシュになりましたし、旅行の終盤には、次の家族旅行に向けて自信がついたのも事実です。

第一の心配ごと…食事

一歳半の息子は、すでに偏食気味でしたので、宿泊先のご飯を食べてくれるか心配でした。

いざ食事用の個室に入ると敏感な息子は、いつもとは違う雰囲気に不安を感じているようでした。

そして宿泊先の食事は息子の口に合わなかったようで、食べてくれなかったので、自宅から持ってきた食事を食べさせることにしました。

もちろん、宿泊先には事前に食事の持ち込みの許可をいただいていました。

持ち込んだ食事内容は、比較的食べてくれることが多いメニューを中心に以下にしました。

  • 炊き込みご飯
  • 野菜たっぷりビーフン(ビーフンや野菜は細かく刻んでいます)
  • 野菜スープ
  • すりおろしりんご

普段から少食で、このように決まった内容のものしか息子は食べてくれません。

持ち込んだ食事は、冷凍をしていたので、宿泊先のスタッフにはレンジでの温めのお願いをしていました。

慣れない場所でも、息子は、普段の食事内容を用意すれば食べてくれたので、安心したのを覚えています。

ちなみに、この頃の息子の食事内容は、栄養バランスがとれていたので、思い詰めるほど偏食のことは気にしていませんでしたが、成長に伴い、どんどん自我が強くなると極度の偏食になり、入院も年2~3回はするようになりました。

旅行あるある①

事前準備が大切です。宿泊先の食事内容や食事の持ち込みと電子レンジの使用可否、お部屋の装飾品など、子どものことで不安なことは事前に宿泊先のスタッフに連絡しておくと、協力していただける場合があります。

第2の心配ごと…大浴場での入浴

夕食後は、母と息子と3人で入浴に行きました。

息子の初めての大浴場デビューは、予想に反して思ったよりすんなり入浴ができたので、ホッとしました。

でも、その後、息子の年齢が上がるにつれ、大浴場に行くのを嫌がるようになってしまいました。

たぶん、自我が芽生え、色んなことに敏感になっていったので、知らない大人や場所が恐くなったのだと思います。

そんなこともあるので、家族旅行に行く時は、お風呂が付いている部屋にしています。

明るさや空間にも敏感な息子なので、なるべく明るくて清潔感のあるお風呂が付いている部屋か家族風呂を予約して入浴をしました。

入浴後、息子は家族の皆と少し遊んでから眠りにつきましたが、寝つきが悪く何度も起こされたことを覚えています。

大人も同じですが、自宅の方が息子もゆっくり休むことができたみたいです。

この時の教訓ですが、子どもが良く泣くと事前に宿泊先に伝えておくことで、角部屋にしてもらったり、両端を自分たちの家族でブロックした配置にしてもらうなど、事前に準備しておくことが大切だと思います。

旅行あるある②

大浴場の入浴は、敏感な子どもにとって人の多さや明るさ、空間的なことなど嫌がる可能性があるので、家族風呂や部屋風呂が付いているお部屋を予約しておくのも一つです。

さいごに

初めての家族旅行は、私たちも満足でき、息子も家族と遊んだりして楽しめたようで、また行きたい?と聞くと「うん」と答えてくれたので安堵しました。

また、私たちが一番不安だった食事に関しても、持ち込みの許可がいただけたことで自信がつき、その後も弟夫婦や母や父を巻き込んで温泉旅行に出掛けています。

息子は、私や主人以外も母や父にも心を開いていたので、私も息子を預けて入浴に行ったり、お土産を見に行ったりと自分の時間を過ごすことが出来ました。

何回か温泉旅行に行くうちに、弟夫婦にも慣れ、特に弟のお嫁さんとは二人でも遊べるようになり助かっています。

皆で息子の面倒を見ることは、息子にとって良いことばかりで、初めての場所でも泣いたり落ち着かない様子も少なくなりました。

昨年は、息子の入院などもあり、家族旅行に行けませんでしたが、今年こそ一年半ぶりに復活させたいと計画中です!

皆さんも、事前準備を入念にしたうえで、ご両親などの家族と一緒に行くことで、子どもの旅行デビューをさせてみてはいかがでしょうか。

家族旅行あるある③

ご家族と旅行することは、子どもやママやパパにとっても良い思い出になりますし、自信にも繋がります。そして、夫婦だけで子育てをするのではなくて、家族皆が協力し合うことも必要なのでないかと思います。

発達障がい児のトイレトレーニング~焦らず、褒めて促しましょう~トイレトレーニングについて 今回は、発達障がい児の息子のトイレトレーニングについてお話しようと思います。 皆さんもお子さ...
ABOUT ME
頑張るママ
4歳の息子と2歳の娘を育てるママです。私たちの経験が後輩ママの参考になればと思い立ち、ブログを投稿中です。 詳しい自己紹介は、コチラをご覧ください ↓