ママが自分へイライラ

最近、母の紹介でテレビドラマのリエゾンを見るようになりました。
その中で、ASDの子どもに対して、イライラしてしまっている母親の姿が表現されていました。
ドラマなので、多少、脚色されている部分もあると思いますが、私としては「あるある」が多いので、毎回注目して見ています。
そのため、今回は、自分へのイライラについて記事を書きたいと思います。
日々、生活していると毎日のコンディションって違いますよね。
免疫が落ちていたり、生理周期の関係や子どもから風邪をもらったり、朝から体調が良くないなんてことも少なくないですよね。
そんな中で子育てに悩みや葛藤をしながら生活しています。
5歳になる息子は、だんだんイタズラをしたがるようになりました。
私としては、息子の気持ちも分からなくもないのですが、あまりにも危ないことや命の危険に繋がりかねない事には、しっかりと怒るようにしています。
良くないことだと分かっていても、感情が入ってしまいます。
その時にはやってしまった!と思うのですが、だんだん人間なんだし、私の気持ちが伝わらないと意味がない、いつもの注意では息子に響かないと思ってしまう私がいます。
でも、息子に対して、ママは何で今、おっかない顔をして怒ったか分かる?と聞くと分からないと言います。
「ママ、ごめんなさい」としか言わない時や、僕がこれをしたからダメなんでしょ?どうしてダメか分かる?分からない。な~んて会話になります。
いつか分かるようになるはず、でも、私は息子に嫌われたくないっていう感情と共に、子どもに親がコントロールされるのではなかと不安を感じながらも、精神的に落ち込むことも少なくないです。
息子とは、その日のうちにお互いに謝って仲直りはしていますが、そんな対応しかできない自分にイライラしてしまいます。
やはり、息子のことが心配…

私としては、自分の幼少期に比べて、なるべく怒らないようにしていますし、抱っこしたり、抱きしめたり、くっついたりして、スキンシップはとっているつもりです。
パパは、家事を手伝ってくれますが、なぜか子ども達は私にべったりなので精神的に疲れを感じる時も少なくありません。
息子の小学校の入学が一年後と考えると、焦りから怒り出してしまうこともあります。
小学校に向けて訓練をしようと思っても、息子は私たちに気持ちを向けてくれないことも多々あります。
ある程度、息子の関心が落ち着いた頃ではないと始められないことも分かっていますが、集団生活に入ると周りは待ってくれません、そんなことを考えると焦ります。
2歳の娘も、私が息子に時間をとっていることを分かっているので、自分にも関心を向けて欲しいと、私への執着も激しく、授乳を止められない状況です。
娘へも息子と同じように、今しかできない甘えやスキンシップを沢山とって自己主張や自己肯定感も養ってほしいと思っていますが、私の心の余裕がないのが本音です。
先日、デイサービスで親子発達支援があり、小学校への不安について話すと、きっぱり”今の学校教育では不登校になる可能性が高い”と言われました。
でも、不登校は恐れることではなくて、個々の子どもの成長のタイミングを見極めながら学習したりする方が、今後の人生において有利に繋がると話してくれました。
入学まで一年と少しありますが、出来る限り息子の発達に合わせつつ、根気強く向き合っていこうと前向きな気持ちになりました。
マイペースな息子

私は”マイペース”って悪いことではないと思うんです。
少なくともせっかちな私にとっては、羨ましいと思うぐらいです。
普段でも、息子の性格だからこそ、こんな考えするんだと思うことや、こんな感じ方するんだ!違うんだな~って感じることも多々あります。
そういう感覚は大事にして欲しい一方で、朝にマイペースを出されると忙しくなります。
毎朝の話をすると、息子は起きてきて、こだわりや自分の関心事について話し始めます。
切り替えは早くなりましたが、毎朝このマイペースに付き合うのも大変。
トイレやご飯を食べてもらうように仕向けるのも、時間がかかる時もあります。
デイサービスへの出発間際のアイスもヒヤヒヤしながら食べさせています。
送迎の車からの連絡が来たら、私が靴下を履かせたり、ジャンパーも着せたりで、”本当は一人でさせたい”のに、偏食の息子が低血糖になりやすいことから血糖値を優先させて甘い物を食べさせてしまいます。
他にも、息子は、YouTubeやテレビ画面などに集中していると、何回も名前を呼ばないと返事をしてくれない、全く話を聞いていないことが多いです。
耳から入る情報より、見て情報を得ることの方が得意なことは知っていますが、これから学校生活が始まると、授業は大丈夫か心配になります。
私のイライラ解消は、ヨガです。毎日、YouTubeを見ながら40分行っています。じんわり汗が出て気分転換になるので、おすすめです。
さいごに

今回の記事は、最近の私の悩みについて書きました。
私自身、悩みを乗り越えられていないので、アドバイス的なことが書けませんでした。
これからも子育ての悩みや葛藤は尽きないと思いますが、デイサービスの先生や先輩ママ、周りの人たちにアドバイスをもらいながら、息子と娘の育児を頑張っていけたらと思います。
冒頭にも触れましたが、最近、リエゾンというドラマを見ています。
息子のASDの症状と当てはまる部分もあるので、毎週欠かさず見るようにしています。
そして、主人とドラマの内容を共有をして意見交換をしています。
私たちの子育ての共通点も再確認でき、同じ方向を向いて子育てするように心掛けるようになりました。
発達障がいを持っていても、悲観することなく一つの個性として、のびのびと成長して欲しいという気持ちを今後も大事にしていきたいです。

