退 院
ノロウイルスの感染で入院していましたが、ようやく入院4日目で退院です。
朝から息子は気分が高ぶっています。今回の入院は、息子の成長や可能性を感じた入院になりました。
退院後、家に帰ってからは、こだわりを出しつつも、息子の気持ちを大事に過ごすことで嬉しいこともありました。
まずは、こちらからお読みください↓

退院の朝

先生から息子の退院許可が出て、自宅に帰ることになりました。本人は嬉しくて、いつも喧嘩ばかりしている妹に会いたくてたまらないみたいです。
そこで、会計を待たずに、主人を病院に置いて息子と帰ることにしました。主人は、病院の会計後に会社に行きます。いつも会社の方に迷惑を掛けてしまっていて、頭が上がりません。
久しぶりの自宅へ

自宅に到着後、入院の片付けやお昼ご飯の準備をして、ようやくひと息つけるかな〜というタイミングで、息子から「ママ、遊ぼう」と誘いが掛かりました。
ビクッ!もしかして、またゾウの絵かな、何だろうと思っていたら、ボールを転がして遊ぶ「ドラえもんスイッチ」で遊ぼうというのです。
私は少しばかり休みたい気持ちはありましたが、珍しくおもちゃで遊ぶようなので2つ返事で「OK!」と答えました。
できるだけ家事は後回し!!
子どものやりたい!を優先して、子どもの回復力を高めよう
おもちゃで一緒に遊ぶ

息子は、自分で椅子を並べて、その椅子の上で自分が考えたやり方でコースを作って遊びたかったみたいです。
ただ、「ドラえもんスイッチ」は、床などの安定した平らな場所でないと繋ぎ目が外れやすいからねと、息子にアドバイスしました。
以前の息子なら、その一言だけで泣いていました。でも、今の息子は納得した上で物事を進めたいようで何度か試してから、私が提案した通りテーブルの上で遊ぶことにしました。
息子と二人でコースを考えます。なるべく、息子が使いたい道具を使えるように話し合い、私がコースを作ります。私は器用ではないので、壊れたり直したりの繰り返しで、ずいぶんと時間が掛かりました。
そんな折に、なんと、息子が私を『頑張れ、ママ~』と、励ましてくれるようになったのです。
親も子どもの目線で一緒に考えながら遊んでみよう!
これまでの息子であれば、コースの完成が遅いとすぐにコースを壊したり、違う遊びをしようと言ってきましたが、待てるように成長してきました。
そして、今のように、応援してくれることも無かったので、えっ!と耳を疑いましたが、すごい成長だと感じました。
子どもって大人が思っている以上に成長が早いです。その後は、完成したコースを何度か試して遊び、満足して終了しました。
こだわり

その後は、やはり絵を描くことになり、息子の言う通り描きながら遊んでいました。
おもちゃや絵本を床に並べること、こだわりの絵を描くことは、息子の中では重要な遊びに位置づけられており、二歳の頃からずっと繰り返していますが、私はそれで良いと思っています。
それをやめさせることは、息子を否定することと同じになると感じるからです。少しずつ回数や内容が変化してくれると良いかなと考える程度にしています。
さいごに

子どもの成長は、止まりません。毎日、成長し続けています。
私たちが考えている以上に、子どもには可能性があると思って、なるべくこだわりが出てきても否定しないで、見守っていけたらと考えています。
皆さんも、こだわりが強くなったり弱くなったり、子どもに振り回されていると感じる時もあると思います。
それでも、子どもの行動の先には、きっとびっくりするくらいの成長が待っていますので、温かい目で見守って行きたいですね。
