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5歳3回目の発達検査の結果~療育を通じた成長を実感できます~

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5歳のASDの息子 発達検査 結果報告

先月、息子は5歳2か月頃に3回目の発達検査を受けたので、今回は息子の検査結果についてお話したいと思います。

結果は、定型発達の5歳児からは少し遅れをとっているものの、前回の検査時に難しかった内容について沢山できるようになっており、緩やかに成長しているとのことでした。

近くで見ていた私も息子の成長を感じましたし、心理士と言葉で会話ができるようになったので見ていて安心していました。

課題が出来た時は「できました。」、分からない時は「わかりません。」と心理士に伝えられるようになっていたことが一番成長を実感した瞬間でしたね。

後日、先生からの評価時には、ST(言語聴覚士による療育)で訓練していることが実践できているので、この調子で言葉の訓練を進めていくと、今後の学校での集団生活も過ごしやすくなるので、続けていくことが大切と伝えられました。

自宅でも、なるべく息子のこだわりを優先にして、最近では毎晩のように段ボールを使って作品作りをしています。

ほとんど、私が作っていますが上手ではないので、息子のイメージ通りにいかないと、怒られたり、泣いたりすることもありますが、息子とやりとりを楽しむようにしています(笑)。

時には、私も息子に「うまくできない!」と感情を出しながら、夫婦で相談して、どうしたら息子の納得のいく作品ができるか、日々励んでいる状況です。

↓検査内容はコチラ。

5歳2か月の発達検査(3回目)~子どもの成長を実感します~3回目の発達検査 5歳2ケ月頃に1年に一度の発達検査を受けました。 5歳ともなると、「何で発達検査を受けるの?」と息子か...

耳からの情報理解の曖昧さ

息子は検査の時も、いつものマイペースを発揮し、落ち着きがないのも手伝って、心理士の言葉が耳に入ってくるまで時間が掛かりました。そして、耳からの情報理解も苦手なので、なかなか心理士の指示に従うのが難しい時もありました。

息子自身は、指示の内容が頭に入ってこなかったと言っていましたし、先生からも理解が曖昧な時や指示理解が難しい時は指示とは違うことを行っていたと話がありました。

それでも、見本を見せて息子が理解できればスムーズに課題に取り組めていたので、家でも、息子とやり取りをする時は、時間はかかるかもしれませんが何回もお手本を見せてあげると、どんどん出来ることが増えると話していました。

実際に、息子に言葉で注意しても理解していないことが多くあり、息子からすると「ママが怒っていることしか分からない。」と言っていたのが印象的でした。私もどうしたら良いのか悩んでいたので、今回の先生からのアドバイスは助かりました。

最近では、オモチャの片付けも一緒にしたり、息子と分担してお部屋の掃除をしていますが、言葉の内容が少し複雑になると理解が難しい様子です。その時は、成長と共に理解できる日がくることを願いつつ、今は、なるべく簡単に伝えるようにしています。

息子も私の説明が不十分な様子だと聞き返してくるので、微妙にニュアンスを変えながら伝わるように努力しています。

発達検査から得られる発達面でのアプローチ①

耳から情報を取り入れるのが苦手だからこそ、今は親子の会話がとても重要。たとえ、子どもに内容があまり伝わっていなくても諦めずに話したり、実際に一緒に体験したり見せて確認することが大切です。

落ち着きのなさ、注意のコントロールが苦手

課題の中には、息子の関心がある内容もあり、自ら進んで課題に取り組む様子を見ることができました。(例えば、絵を描いたり、積み木など。)

その一方で、課題に対して心理士の指示通りに向き合う場面もあれば、途中から息子のやりたいように遊んでしまうなどの場面もあり、就学を考えると不安になりました。

特に、”特定の物に注意を向ける”ことや”集中し続けることが苦手”なことも見ていて分かりましたし、これからは行動のコントロールが重要になってくると感じました。

自分の世界に入りやすい息子なので、何か作業や活動をする時は、終わりがいつまでなのか予告したり、色々な情報を伝えるのではなく、息子が理解できる言葉で具体的に簡潔に指示するようにしたいと思いました。

とはいえ、少しずつ相手との言葉のやり取りも以前より増えてきているので、今後の就学を視野に入れると、社会性の向上のためにも引き続き、私たちや先生が見本となって生活面で必要になってくる要求や依頼、謝罪などを見せていきながら、息子にも体験させる必要があると先生は話していましたので、実践していきたいと考えています。

発達検査から得られる発達面でのアプローチ②

耳から情報を取り入れるのが苦手な子どもには、大人と一緒に体験させたり、見てもらうことも子どもの成長に繋がると思います。

さいごに

前回の検査から比べると、息子はゆっくりですが着実に成長していて、検査に立ち会った私と母は、息子の頑張りを嬉しく感じました。

これからも、毎年、発達検査を受けていけたらと考えています。発達検査を終え、先生から結果を聞くと、息子の成長に気付かされます。

具体的にどの部分が成長しているのか教えてくれるので、生活面での工夫もしやすいですし、今後の課題に取り組みやすいのでおすすめです。

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頑張るママ
4歳の息子と2歳の娘を育てるママです。私たちの経験が後輩ママの参考になればと思い立ち、ブログを投稿中です。 詳しい自己紹介は、コチラをご覧ください ↓