春休みには助っ人の母

今回は、春休みの出来事についてお話します。
デイサービスの春休みは、1週間ほどあります。私にとっては覚悟していましたが、体力勝負の日々でした。頼れる助っ人は母でした!!今回も私たち家族を助けてくれました。
主人はこの時期、とても忙しく、帰りは毎日深夜で疲れ切っていたので、子育てはワンマンな状態でした。
そんな中、春休みに入り、自宅で子ども達と遊んでいれば、体力の消耗を少しは免れますが、私は、息子の段ボール工作のこだわりから逃れるために積極的に外に出掛けるようと考えていました。
そんな計画を立てていましたが、私一人では、違う動きをする子ども達の様子を見ることが難しいので、母に助っ人としてお願いしました。
案の定、息子は自転車の練習やアスレチックの遊具に夢中でしたが、体の使い方が下手なので付きっきりになります。
娘は兄を追いかけますが、まだ小さいので手助けが必要な状態でした。そんな状態だったので、母の存在は本当に助かりました。感謝しかないです!!
一週間の出来事

春休みは、子ども達にとって特別な日々で楽しんでもらいたかったので、事前に母と一週間を計画を立てていました。
春休み初日は、天気が良かったので公園に行きました。2人とも元気よく遊び、ケンカも激しかったのですが、私も気分良く過ごせることができました。息子は、気分が乗らない屈指症のリハビリにも頑張って通院できていました。
春休み2~4日目は、少し遠出をしてから実家に2泊3日で泊まりに行きました。子ども達は、実家の父や母とアスレチックがある屋内施設に遊びに行ったり、買い物をしたり、自転車の練習をしたりと充実できていたと思います。
そんな中、とても嬉しい出来事がありました。父が、子ども達にホールケーキを買ってくれた夜、晩ご飯が終わった後、皆でケーキを食べる時に、激しい偏食を持つ息子が生まれて初めてイチゴを食べました!!
私は息子が、私たちを喜ばせようと頑張って食べているように見えましたが、親としては、すごく嬉しかったです!!
デイサービスで毎日頑張って色々な食べ物にチャレンジしているのだなぁとつくづく感じましたし、私も息子の成長に追い付かないといけないと思いました。
また、デイサービスのお友達家族と公園で遊んだことも子ども達にとっては、良い思い出になったみたいです。私たちも子ども達が同世代のお友達と楽しそうに遊んでいる様子が見れて嬉しかったですし、忙しい日々が続いていましたが穏やかな気持ちになりました。
甘やかしていると勘違い

春休みの最終日は、天気も良かったので、息子の自転車の練習のため広い公園に行くことになり、主人の親戚に助っ人をお願いしました。
ただ、発達障がいの特性や療育を知らないのか「子どもを甘やかせない方が良い」という趣旨を何回も私に言っていました。また、私たち夫婦(30代)は、まだ経験が浅いから子どもを育てる方法を知らないのではとも話していました。
どうすれば、息子の発達障がいを理解してもらえるのかと考えた末に、先日届いていた発達検査の結果を見てもらうことにしました。すると、「こんなのどこでやってくるの?」「自分たちが子育てしていた時にはなかった」など色々と言っていました。
今回、来てくれたことで公園で子どもを見守ってもらい助かりましたし、感謝していますが、私には心に重石を残していきました。
この現実を通じて、身近な人たちもそうですし、少しでも発達障がいの理解が社会で進んでくれればと願うばかりです。
さいごに

この一件から、ブレてはいけない息子への接し方が、息子を健常者に少しでも近づけるようにと過度に期待値を上げてしまって、息子を怒ってしまい自己嫌悪に陥っている私がいます。
それが、息子の成長を阻害していると分かっていますが、言われた言葉が心に残ってしまう自分がいます。
やっぱり、頭では療育が”甘やかせている”と捉えられてしまう現実があることは分かっていても、いざ直面して言われると凹みます。
私自身、気持ちの切り替えが苦手なのは、自分でも痛いほど分かっているので、少し時間が掛かりそうですが、これも乗り越えなければいけない課題だと思っています。
子育てをしていると、改めて自分を見つめる機会も増えますよね。前向きに捉えるようにして、まずは、息子の足を引っ張らないように気を付けます!
今回は、療育ではなく、療育を周囲に理解して協力してもらうのは、なかなか難しいというお話でした。