偏食の息子が・・・
先日、5歳の息子が4月から年長クラスに進級することに対してデイサービスの先生との面談がありました。最近は、息子のことで悩んだり、疲れることが多く、よくデイサービスの先生方と話していました。
やはり話す内容は、息子の”こだわり”に振り回された結果、私が我慢の限界に達し、息子に怒ってしまって嫌悪感を抱くことがメインで、先生には、私の話を聞いてもらうとともに、息子へのフォローをお願いしているという状況です。
私も先生に話を聞いてもらうことで冷静になり、息子がデイサービスから帰宅すると謝って仲直りを繰り返しています。
そんな息子も、最近では驚くような成長を見せています。それは、デイサービスの給食を良く食べるようになったというのです!
「超」が付くほどの偏食で栄養が偏っているため、朝晩のサプリメントが欠かせない息子が、納豆ご飯や味噌ラーメン以外にも魚やお肉を食べていると報告がありました。以前から、先生からもちょこちょこ連絡は来ていましたが、なんと、今回は野菜も口の中に入れてチャレンジしているというのです!
それに、最近の息子は家でも「具なしカレー」や「鮭おにぎり」にも果敢にチャレンジし、カレーにいたってはおかわりもしていました!すごい成長ですよね~!そして、息子の提案から家で皆でクッキーも作り、一口ではありますが食べてくれました◎
やっぱり、デイサービスの先生達やお友達の力はすごいものがあります☆
今回は、そんな偏食の息子がどのような食生活だったのかをお話します。かなりの偏食のお子さんでも、時が経てば少しずつ食べられるようになるということをお伝えできればと思います。
5歳になっても、膝の上で食べさせることも
デイサービスの給食では、周りの影響で”箸”を使う息子も家では、甘えて一人で食事をしたくないと言います。例えば、膝の上で食べたいと言ってきたり、ラーメンと焼きおにぎりの時はフォークやスプーンを使って食べるのですが、納豆ご飯の時はスプーンで食べさせて~と甘えてくることが多いです。
納豆ご飯は、ご飯と納豆を分けてテーブルに置き、まずはご飯をスプーンで少し取ってからパックの納豆を乗せて食べるのが息子のスタイルです(笑)。
私としてはご飯の上に納豆をのせて息子自身で食べさせたいのですが、息子のこだわりとしてイヤみたいです。。。結果、ご飯と納豆をお茶碗に一緒にして食べない分、少し息子のスプーンワークのハードルが上がるため、私たちに食べさせて欲しい時が多くなるようです。
娘は自分でどんどん食べる方なので、息子にも食べて欲しいなと思いますが、息子は納豆が手に付いたりすると嫌がるので、二人との食事の際は慌ただしくなります。
そんな状況なので、私の平日の夕食は、子ども達が帰宅する前の16時半ごろに食べて準備万端にして子ども達の帰りを待っています(笑)。
食事中のYouTube
今までの息子は、YouTubeを見ながら食事をする習慣がついていました。そのせいで、集中してご飯を食べず、なかなか食べ終わりませんでした。時には、私の声も聞こえないのか私の問い掛けにも返事すらしない時もあり、イライラが募るばかりでした。
発端としては、息子が食事に関心がないのでデイサービスの先生と相談して、YouTubeを見せながらの食事を開始させた経過があるので、私らにも責任があります。
そろそろ5歳になったので、食事中のYouTubeの時間を短縮する方向にもっていくようにしています。息子には、YouTubeはテレビで見ようと提案したり、食事中にYouTubeをずっと見るなら、食事後のYouTubeの見る時間が減るよと伝えるようにしました。
すると、私の条件を理解してくれる時もあり、食事中のYouTubeの時間を短くできるようになりました。もしかしたら、私の機嫌が悪くなるのを考えて仕方なくかもしれませんが、最近は条件を出すようにしています。
その代わりに、私も息子の言うことを聞くようにしています。息子の話す内容が良く分からない時もあるので、確認しながら息子の言うことを聞くようにしています。
YouTubeを見せたくない理由がもう2つあります。1つ目は、娘も息子と同じようにYouTube見ながら食事をしているからで、息子が止めれば娘にもYouTubeをやめさせやすいからです。
2つ目は息子が食事中にYouTubeを見ている時にスプーンやフォーク、ボールペン、消毒液のキャップなどテーブルに置いてある物を口に入れる癖があるからです。
そのため、ボールペン等を息子の近くに置かないように気を付けていますが、絵を描くのに持ってきたりしている時があり、気が付いたら口に入れているので厳しく注意をします。
1つ出来る事が増えれば、別な問題が出てきて、ため息をつく時も多々ありますが、気長に子どもの成長を見守っていこうと思います。
さいごに
そんな状況でしたが、年中の後半から、家でも機嫌が良いと”箸”を使う時もでてきました。基本的には、スプーンとフォークですが、息子の食事の様子を見て使えそうかな…と思い促すと箸を使ってご飯を食べるようになりました。すぐスプーンやフォークに持ち替える時もありますが、右手に屈指症がある中で立派な成長だと思っています。
そして、冒頭でもお話しましたが、デイサービスの給食の影響で食事にも少しずつ関心が出てきているようです。また、成長と共に、周りの状況も見れるようになったことが大きいのと、先生達も一所懸命に取り組んでくれているおかげだと感じています。
今、振り返ってみると、息子や娘の”甘え”はなるべく受け入れる方が、後の成長に良く反映されるのかなと感じました。その時は、大変で、何でだろうと不満に思うこともありましたが、今、息子が頑張ってくれていて助かっています。